余りにも角切れして、弊店に来た親子が相当数おられます。全組みが、支出が余りに大きくて困り果て、これ以上お子さんにテニスをさせられないから来ました。その中で、弊店を去った親子が競技テニスを辞めたと聞きました。唯一、挫折した親子です。「角切れ」と「頻繁過ぎるストリングへの支出」を克服した全員と違い、例外が三つありました。分析しましょう。

一つは、息子さんが即日か二日で角切れするのをお父上は賞賛しました。分かります。お子さんが可愛いので、物理的な事象に向き合えなかったのです。二つに、リプレイスメントグリップを意地になって交換しなかった。最初に付いていたグリップのまま二年も競技テニスをしてしまっていたのです。三つに、オーバーグリップがパチモノでした。ご指摘しても直しませんでした。理由は「これで県内では実力ナンバーワンだからいいんだ」でした。お父上は弊店へ半年分の借りがあるのですが、弊店は請求するつもりはありません。テニスクラブに月額5万円を払えても、ガット張りと称する不幸には払う気にならなかったのです。それがズルズルと半年も続いて、テニスから逃げることになってしまいました。

以上の三つに向き合えば、以下の結果を確実に得られたでしょう。弊店はできることをしたので、悔いはありません。

5Lの派生型「AMMO 5AL」は、7日以内で角切れしていた競技者（週7日プレー）のストリング寿命を、最大60日にする素材と技巧の組み合わせです。弊店の実績では、即日から7日以内の無駄な支出で苦しんだ37名の内、33名が35日以上を達成しました。内17名が60日達成。この実績により、親御さんから複数の感謝文をいただきました。ありがとうございます。

当該ストリングの選択に際して、バンパーグロメットとリプレイスメントグリップを交換し性能を正確に堪能するよう推奨します。リプレイスメントグリップは年に一度交換しないと下手になります。

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ガット張りを支えるのは、テニス文化への嘲笑。「どうせ科学的な裏付けは役に立たないんだよ」、「お前たちは現実を知らない女子供だ」、「俺たちマジョリティが広めた通説の勝ちなんだよ」と、態度に表れます。誠実にテニスに取り組む人間ができるのは、彼らの低い知性に向かって、静かに笑い返してあげることです。