テニスは、道具を使わない種目、例えば日本で根付いた水泳と比べると、動きがもう少し複雑になるので、大事な部分を怠ると、癖が染み付いて長い年月を無駄にします。つまり、是正するのに時間が掛かるので、大抵の人たちは厄介な癖を治せないまま老いて行きます。筋力が落ちると、益々ダメな部分が広がりますので、居直らないとやってられないような、惨めなスイングになります。

最大の理由は、テニスコートが、生活の身近にありません。指導者も少ない。そんな劣悪環境でも、MonsterKick Jenny_B は、向上意欲の高い人には最適のストリングです。抜けたインパクトでは許してくれない、新次元のストリング面になるので、握り手を今すぐ考えさせる気づきが発生し、上達に導く効能がある。唯一最大のハードルは、日本に限っては、「ガットは銘柄がくっ付いていれば良い」という、暴力的な思想が老人から学生まで根付いてしまっていることです。この狂った文化は、根付いてしまった以上、変えることは不可能です。

日本人に多い「抜けたインパクト」は、「過剰に低いテンション」とか、「みんなと同じ銘柄を買いたがる習性」とか、同調圧力と無知を放置する習慣の結果です。みんなと違う考えや行動を排除するとか、妬みの文化も実技向上の邪魔です。凡人の定義は、ものごとを自分でじっくり考えないで、みんなと同じ行動をするヒトですから、他のスポーツ種目と比べて幾らか難しいテニスを選ぶと、どうしても、ラケットの実態を軽視して見下すのです。

USRSAテスター

マスターラケットテクニシャン

F-SpinFlowテクノロジー提供者